最高裁判所が定めている規則とは

最高裁判所は、法律とは別に規則を定めています。これは、一般的な物とは異なり、独自に定める権限がある物で、具体的に訴訟運営をする際の手順や遵守事項などを定めているものです。これは、憲法の規定で認められているものです。法律の委任を受けているわけではないため、独自に定められる範囲は広いですが、実際に定められるのは、具体的な法の解釈に関する規定です。例えば、民事訴訟法や刑事訴訟法の規則は有名で、元となる条文からでは抽象的でわからないことであっても、具体的にこちらの方で定められているため、適宜参照する必要があります。

解釈を最終的に決める裁判所

法律を作るのは議会ですが、その適用にあたっての解釈を最終的に示すのは最高裁判所です。そのため、作られたときの事情から変化した場合でも、柔軟に次第に合わせて対応をすることができます。また、議会とは独立している存在であるため、憲法に従って問題がある立法に対しては違憲の判断をすることができます。議会はそれによって法律の改廃をしなければならない法的な義務は負いませんが、もしその判断を無視すれば、議員の人たちは次回の選挙で当選することはできないでしょう。したがって、事実上裁判所の判断が拘束力を持つことになります。

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